今回は、晩婚化と少子化の理由を考えてみました。
現在、日本は晩婚化と少子化が進んでおります。
では、何故このような状態が進行しているのでしょうか。
私が考えるのは、結婚適齢期にある、現在の20代30代が幼少期を過ごしてきた時代や物事を考え方の現実との解離に原因があると思います。
ゆとり世代や30代が過ごした学生時代には、望まれない妊娠などを、極端に否定し、子作りは悪のような学校教育を受けており、潜在的な意識が残っているように思います。
また、メディアにおいても、そのような境遇の人間を取り上げた、ドキュメンタリーやドラマなど放送し、これもまた潜在意識に残っているかと思います。
これは、大きな影響はないですが、ひとつの原因と考えています。
また、もうひとつの原因として、女性の社会進出が大きく飛躍したことにも原因があると考えています。
これは、素晴らしいことかと思いますが、一方で、昭和の時代に築かれてきた男性に求める理想像のようなものは、実はあまり変化していないのでは、無いか…。と考えています。
男性と女性の収入差は、20代30代では、あまり変わらないものかと思います。
また会社の規模などによっては、女性の方が収入が良いケースがほとんどです。
しかし、女性が男性に求める条件の中には、「やっぱり正社員で~、年収はコレくらいあって~、優しくて~イケメンで~」
といったような、条件になってくるのでは、無いでしょうか?
現実を見てみると、男女20代30代の年収はあまり変わらず、非正規雇用の男性が溢れている。また、正社員であっても、終身雇用などでは無く、業績悪化でリストラや会社があっさりと倒産してしまうといったような、状況です。
女性が掲げる理想条件の男性をふるいにかけて見ると、狭き門かと思いますし、
それをクリアしている男性は、仕事と責任に追われ、余裕が無い状態の可能性が高いです。
また、20代30代の親世代の価値観としては、やはり男が稼いで女は家事をという価値観が一般的なのでは無いでしょうか。
その子供は、やはり父親母親の姿を見ているので、現代社会とのギャップを埋めらていないように感じます。
バブル崩壊後、失われた20年に、一番多感な時期を生きてきた世代は、やはり慎重になり、漠然とした希望なども持てずに、大人になった人間が多いかと思います。
もうひとつの問題としては、インターネット等の普及により、様々な情報を得て簡単に知識を得れるようになりました。
その弊害として、知りすぎて、余計な情報までも取れることにより、人間のチャレンジ精神なども削がれているのでは、無いでしょうか?
例えば、やってみよう!
と思っても、色々なサイトを見ていると、やろうと思っていたことの、感想や評価などが事細かに書いており、情報を得た段階で、やった気になっているのでは、ないかと考えており、どうせやっても無駄だ、といった思考が増大していると考えております。
例えば、
お出かけスポットひとつにしても、楽しそうだから行ってみよう→ネットで調べて→だいたいこんな感じでしょ?→じゃあ辞めとこう。みたいな
買い物するにしても、
この商品良さそうだね→ネットで調べて→レビュー見たらあんまりだったよ→じゃあ辞めとこう
食事をするにしても、
こんな店が出来てたよ→ネットで調べて→レビュー見たらあんまりだったよ→じゃあ辞めとこう
といったように、自分の五感で感じることなく、評価や排除行為が行われていることに問題があると思います。
話しはそれましたが、恋愛や結婚等についても、五感で感じれば良いもので、感じ方は、人それぞれなのに、それを価値観の全く違う他人のフレームワークに乗せてしまっている。
これは、かなり悲しいことだと思います。
・賢くなりすぎず、社会的常識の範囲内で、本能や欲求のままに動いてみる
・自分の五感で感じてみる、他人の価値観に流されない
・時代変わっているということを受け入れる。良いとこ取りだけは出来ない。
何かを得られた場合、何かを失う
こんな感じで、晩婚化や少子化が進んでいるんじゃなかいかと、さんぶら的に分析してみました!!
でわでわ!!明日からがんばる(^^)
byさんぶら